心係数は心拍出量を体表面積で割った値で、心機能を評価する重要な指標です。Forreste分類では、心係数が2.2L/min/m²未満の場合(ヒト)は低拍出性心不全として強心薬を使用します。一方、犬猫では計算が複雑であることから心係数はあまり使用されておらず、正…

僧帽弁逆流量は、疾患の進行や重症度、予後を予測する上で重要な検査項目であり、その評価方法には主観的、半定量的、定量的評価法があります。定量的評価法にはVolumetric法やPISA法があり、特にVolumetric法は僧帽弁逆流量を比較的正確に求めることができ…

白血球の総数が異常な場合には、各白血球の百分比を確認する必要があるため、白血球分画の検査が重要です。白血球には好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球の5つの種類があり、白血球分画を知ることは様々な疾患の鑑別に役立ちます。スマホアプリ(AniCu…

持続点滴薬は心不全治療(ドブタミン、ドパミン、ミルリノン、hANP; カルペリチド)を始め抗がん剤、麻酔など様々な臨床現場で使用されます。この計算は体重や薬剤濃度など多くの因数と単位換算が必要であるため計算がとても複雑となっています。AniCulatorと…

僧帽弁逆流量は、疾患の進行や重症度、予後を予測する上で重要な検査項目であり、その評価方法には主観的、半定量的、定量的評価法があります。定量的評価法にはVolumetric法やPISA法があり、特にPISA法は僧帽弁逆流量を比較的簡単に求めることができますが…

適正な食事量は年齢、運動量、フードの含有カロリーなどの要因によって異なるため、個体ごとに異なります。食事量は体重とライフステージ係数を用いて1日当たりのエネルギー要求量（DER）を求め、続いてそのDERに基づいてフードの表示カロリーから算出します…

AniCulatorを使ってQp/Qsを簡単に計算する方法 Qp/Qs（肺体血流比）は先天性心疾患の評価には欠かせない計算ですが、従来の方法では時間がかかり、計算が複雑でした。しかし、AniCulatorアプリを使用することで、これらの計算を迅速かつ簡単に行うことができ…

錠剤の必要量の計算法 錠剤を分割する理由 錠剤は何錠必要? 必要錠数を簡単に計算する方法 使い方 錠剤を分割する理由 動物病院で錠剤を処方する際には、分割して処方することがよくあります。これは体格が大幅に異なる犬猫において適切な投薬を管理するため…

網状赤血球産生指数(RPI)の計算法 赤血球再生像と貧血の診断 網状赤血球産生指数(RPI)の計算法 RPIの簡単な計算法 赤血球再生像と貧血の診断 貧血はペットの健康に深刻な影響を与える問題であり、多くの獣医師が直面する可能性があります。貧血の原因を特定…

体表面積(BSA)の計算 体表面積とは BSAの計算方法 BSAを簡単に計算する方法 使い方 体表面積とは BSA(body surface area)は主に抗がん剤の使用量を決める際に不可欠な計算であり、犬猫の体重を用いて以下の式から算出します。 BSAの計算方法 この計算には指…

動物病院の抱える問題(計算業務)とは AniCulator(アニキュレーター)とは 主な特徴 アピールポイント アプリの機能 動物病院の抱える問題(計算業務)とは 動物病院に勤務する獣医師・動物看護士は日々、様々な計算業務に追われています。 疾患の診断･判定：一…

猫のエネルギー要求量の計算法 適切な食事量を決めるには エネルギー要求量の計算法 エネルギー要求量を簡単に計算する方法 使い方 適切な食事量を決めるには 猫ちゃんにどれくらいご飯をあげればいいのか? ご飯を与えすぎていないか、少なすぎないか、など…

犬猫の年齢を人間の年齢に換算するためには環境省が公表している「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」に基づく計算方法を用いて計算します。でも、この計算方法は覚えにくいため、多くの人が計算を避けがちです。「AniCulator」を使用すれば、犬猫…

犬のエネルギー要求量の計算法 適切な食事量を決めるには エネルギー要求量の計算法 エネルギー要求量を簡単に計算する方法 使い方 適切な食事量を決めるには ワンちゃんにどれくらいご飯をあげればいいのか? ご飯を与えすぎていないか、少なすぎないか、な…

LVIDDN（標準化左室拡張末期径）は、犬の左心室拡大を評価するための指標ですが、指数を使った計算のため、通常の計算機では計算が難しいという欠点もあります。 そこで、AniCulatorというアプリが登場しました。このアプリは、犬の左心室拡大を現場で迅速に…