Aniculatorをより良くするために—皆様の声をお聞かせください。
Aniculatorをより良くするために—ユーザーの声を活かした進化のプロセス
皆さん、いつもAniculatorをご利用いただきありがとうございます!🐾
このアプリは、獣医師・動物看護師の皆さまの業務をよりスムーズにするために、日々進化を続けています。その鍵となるのが、ユーザーの皆さまからのフィードバック です。
「こんな機能があったら便利」
「もっと使いやすくしてほしい」
こうした声が、Aniculatorの改善につながっています!
1. 皆さんの声を集めています!
アプリのレビュー、アンケート、SNS、メールを通じて、ご意見をお寄せいただいています。
📌 アプリのレビュー
📌 アンケート
📌 メールやSNSでのご意見
どんな小さなことでも、より使いやすいアプリを作るヒントになるので、ぜひ気軽にご意見ください!
2. 改善点の優先順位を決定
集めたフィードバックを分析し、多くのユーザーにとってメリットがある改善を優先的に開発します。特に、獣医療の現場で役立つ機能を重視しています。
3. 開発・テストで確実な進化を
改善点を実装した後は、しっかりとテストを行い、使い勝手や精度を確認します。
🔍 実際の現場で快適に使えるか?
🔍 計算精度や操作性に問題はないか?
より直感的で快適に使えるよう、細部までこだわって調整しています!
4. アップデートで進化を共有
定期的なアップデートを行い、新しく追加した機能や改善点をお知らせしています💡
ユーザーの皆さまの声が形になり、「こんな風に進化しました!」と報告できる瞬間は、私たちにとっても嬉しいものです。
皆さまの声が Aniculator の未来を創ります!
「こうだったらもっと便利」「こんな機能が欲しい」といったアイデアがありましたら、ぜひお気軽にお聞かせください。
引き続き、Aniculator をよろしくお願いいたします!🐾
Aniculatorが1000ダウンロード突破!感謝とさらなる進化へ
皆さまに嬉しい報告があります!獣医師・動物看護師向けの計算アプリ Aniculator が、ついに 1000ダウンロード を突破しました!🎉
この節目を迎えられたのも、日々ご利用いただいている皆さまのおかげです。動物医療に携わる方々の業務を少しでも効率化し、より良い診療に貢献できるよう願いを込めて開発したこのアプリが、多くの方に活用いただいていることに心から感謝いたします。
さらなる機能向上へ
Aniculatorは、現場のニーズに応え続けるために 新たな機能 や 使いやすさの向上 を追求していきます。皆さまのフィードバックを大切にし、より直感的で便利なツールへと進化させるべく、次のアップデートに向けて開発を進めております。
これからも、獣医療現場の皆さまにとって欠かせない存在になれるよう尽力してまいりますので、引き続き Aniculator をよろしくお願いいたします!
📢 ご意見・ご要望を募集!
もっとこうしてほしい!こんな機能があったら便利!など、お気軽にお声をお聞かせください。皆さまのアイデアが、未来のアップデートにつながります!
改めて、1000ダウンロード達成に感謝を込めて。これからも一緒に、動物医療の未来を支えていきましょう!🐾
獣医療における心機能評価の革命:心係数の重要性と計算法
心係数とは
心係数(Cardiac Index)は心機能を評価するための重要な指標の一つであり、心拍出量を体表面積で割った値を示します。人医療では心係数を基に心不全患者の治療方針を区別する方法(Forreste分類)が示されているほど、重要な指標となっています1)。Forreste分類では心係数< 2.2L/min/m² を低拍出性心不全として取り扱い、強心薬を中心とした薬物療法が推奨されています。
心係数の計算方法
心係数は左室流出路の1回拍出量に心拍数をかけて心拍出量を求め、さらに体表面積で割ることで求められます。
1回拍出量(ml)= π × (左室流出路の直径÷2)2× 左室流出路の時間速度積分値(VTI)
心拍出量(L/min)= 1回拍出量÷1000×心拍数
心係数(L/min/m2)= 心拍出量÷体表面積
心係数の利点
- 総合的な心機能の評価
心機能の評価法には様々な指標が考案されていますが、心係数は心臓のポンプ機能(心臓が血液を駆出する能力)を評価できる唯一の指標と言えます。 - 治療方針の判断
心係数が低い症例では心機能の低下による心不全の悪化が示唆されます。人医療では強心薬をやみくもに使用すると予後が悪化することが示されており、短期間の適切な使用が推奨されています1)。 - 心不全の病態を把握
心不全と言っても、厳密には低拍出性心不全と高拍出性心不全に大別することができ、後者の場合には強心薬は必要ありません。
心係数の制約
- 計算が複雑
心係数の計算式は上記のとおりとても複雑なので、通常の計算機を使うとかなり面倒な計算です。したがって、臨床現場ではなかなか利用されていないのが現状です。 - 正常参考値が確立していない
人医では心係数の正常参考値が確立していますが、犬猫では未だに正常参考値が確立していません。したがって、臨床現場では利用しにくいままの状態となっています。
心係数の簡単な計測法
AniCulatorでは左室流出路の直径、左室流出路の時間速度積分値、心拍数、体重を入力するだけで、心係数を算出でき心臓ポンプ機能を迅速に評価できます。
また、AniCulatorでは心臓ポンプ機能の判定結果が表示されるので、心機能の低下・上昇を簡単に把握できます。
使い方
- AniCulatorの「検査」から「心係数」を選びます。
- 体重、心拍数、大動脈径、左室流出路の時間速度積分値(VTI)を入力します。
- 確定ボタンをクリックすると画面の上段に計算結果が表示されます。
Volumetric法による僧帽弁逆流量の評価とその意義
- 僧帽弁逆流量とは
- 僧帽弁逆流量の評価法
- Volumetric法の計算法
- Volumetric法の利点
- Volumetric法の注意点
- Volumetric法の制約
- Volumetric法の簡単な計測方法
- 使い方
僧帽弁逆流量とは
僧帽弁閉鎖不全症の症例において僧帽弁逆流量は本疾患の進行や重症度・予後を予測する上で重要な検査項目の一つです。僧帽弁逆流量の評価法には主観的評価法と半定量的評価法、定量的評価法があります。
僧帽弁逆流量の評価法
主観的評価法:左心房拡大、カラードプラ検査
半定量的評価法:僧帽弁逆流の到達距離、逆流ジェット面積 / 左房面積比
定量的評価法:Volumetric法、Proximal Isovelocity Surface Area(PISA)法
Volumetric法の計算法
超音波検査
超音波検査では右側横臥位に保定して、長軸断面を描出し収縮早期の左室流出路(大動脈弁輪部)径を計測します。次に、左側横臥位に保定して、長軸断面を描出し拡張中期の僧帽弁弁輪部の短径と長径を計測し、僧帽弁血流波形から時間速度積分値(VTI)を計測します。最後に、同断面から左室流出路の血流波形を記録し、VTIを計測します。
計算式
Volumetric法を用いた僧帽弁逆流量の計算には僧帽弁弁輪部の面積と僧帽弁血流のVTIから左室一回流入量を求め、次に左室流出路面積とVTIから左室一回拍出量を求め、これらの差から逆流量を算出します。
- 左室流入血流量= π×僧帽弁輪の長径/2×僧帽弁輪の短径/2×僧帽弁血流のTVI
- 左室駆出血流量= π × (左室流出路の直径÷2)2× 左室流出路のTVI
- 逆流量= 左室一回流入量 - 左室一回拍出量
僧帽弁逆流率(%)=逆流量(cm3)÷左室流入血流量(cm3)
Volumetric法の利点
正確な容積測定:心臓の各部分の容積を正確に測定できるため、僧帽弁逆流の重症度を評価するのに役立ちます。特に、複数の逆流ジェットがある場合には、PISA法よりも正確に逆流量を把握することができます。
定量的な評価:Volumetric法は僧帽弁逆流量を定量的に求められ、僧帽弁閉鎖不全症の血行動態を把握する事ができます。
僧帽弁逆流率:逆流量を左室流入血流量で除することで、僧帽弁逆流率も求められます。犬では犬種や体格差の影響を最小限に抑えて評価できるようになります。
人医療では逆流率 30%以下が軽症,50%以上は重症と評価されます1)
Volumetric法の注意点
過小評価:有意な大動脈逆流を有する症例では僧帽弁逆流量を過小評価するため注意が必要です。
乖離:心機能が低下している症例では、前方拍出量が小さいために計算上の逆流率が大きくなります。このため逆流量と逆流率の乖離がしばしば生じることに注意が必要です。
Volumetric法の制約
複雑な計算: Volumetric法の計算は上記のとおり複雑なので、計算に時間がかかり通常の診療ではなかなか使用できません。
解釈の難しさ: 測定結果の解釈には専門知識が必要であり、また、犬の体格は幅が広いので逆流量を算出しても単一基準で判断できません。
でも、AniCulatorなら簡単にできますっ!!
Volumetric法の簡単な計測方法
AniCulatorでは逆流量と逆流率を同時に算出でき僧帽弁逆流の重症度を迅速に評価できます。また、逆流率が表示されるため、犬種(体格差)の影響を最小限に抑えた判定を行えます。
使い方
AniCulatorの「検査」から「Volumetric法」を選択してください。
僧帽弁血流のVTI、僧帽弁輪の短径と長径、左室流出路のTVIと流出路径を入力するだけで、計算結果が表示されます。
AniCulatorはこちらからインストールできます(現在はiOSのみの配信です)。
白血球分画(百分比)の計算術 スマホで解決!
白血球分画とは
白血球は、好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球の5種類に分けられます。通常は5種類の細胞の総数(総白血球数)を評価していますが、総白血球数が異常高値・異常低値の際には白血球の分画(百分比)を確認する必要があります。白血球分画を調べることで細菌感染、ウイルス感染、腫瘍(白血病、リンパ腫など)、ストレス、骨髄抑制などを鑑別できるため、臨床病理に不可欠な検査となっています。
百分比の計算方法

一般的には血液塗抹を作成し、スライドグラス上の白血球を約100個数えて、それぞれの血球の割合を算出します。
例えば、血球を数えた時に好中球が76個、好酸球が4個、好塩基球が0個、リンパ球が20個、単球が5個なら
血球数は76+4+0+20+5=105となり
好中球=76÷105=72.4%
好酸球=4÷105=3.8%
好塩基球=0÷105=0%
リンパ球=20÷105=19.0%
単球=5÷105=4.8%
となります。
百分比の正常参考値

百分比が敬遠される訳
百分比の計算が必要だと頭では解っていても、いざとなったらつい敬遠したくなる獣医師はきっと多いはず。
- 忙しくて百分比を計算する時間がない
- 比率を自分で計算するのが面倒くさい
- 計算に時間をかけずに直ぐに結果を知りたい
- どの分画が異常なのか直ぐに判断できない
上記の条件に一つでも該当したら、スマホアプリ(AniCulator)がお勧めです。
百分比を簡単に計算する方法

AniCulatorでは各血球のイラストをタップすると血球数がカウントされ、自動で百分比が算出されます。
AniCulatorはこちらからインストールできます(現在はiOSのみの配信です)。
複雑な持続点滴薬の計算を即解決!
持続点滴薬とは
持続点滴薬とは一定の速度で連続的に静脈内に投与される薬のことを指します。これは、心不全やてんかん重責発作、血栓症治療などの緊急治療や全身麻酔や鎮痛薬など持続的な効果を必要とする治療に用いられます。通常はシリンジポンプと呼ばれる特殊な点滴装置を使用して薬剤を投与します。
持続点滴薬の種類と用量
持続点滴に用いられる薬には、以下のような薬剤が挙げられます。
心不全治療薬
- ドブタミン:3~10 μg/kg/min
- ドパミン:3~10 μg/kg/min
- カルペリチド(hANP):0.05~0.1 μg/kg/min
- フロセミド:0.1~1.0mg/kg/h
- ミルリノン:
抗不整脈薬
- プロカインアミド:10~40 μg/kg/min(犬)
10~20 μg/kg/min(猫) - リドカイン:30~80 μg/kg/min(犬)
10~40 μg/kg/min(猫) - エスモロール:10~200 μg/kg/min(犬)
50~20 μg/kg/min(猫)
麻酔薬
- プロポフォール:0.3~0.8 mg/kg/min
- ミダゾラム:0.05~0.5 μg/kg/min(麻酔維持)
- フェンタニル:5~10 μg/kg/min(麻酔導入時)
0.1~0.5 μg/kg/min(麻酔維持)
鎮痛薬
- フェンタニル:10~45 μg/kg/h(犬 術中鎮痛)
10~30 μg/kg/h(猫 術中鎮痛) - レミフェンタニル:20~60 μg/kg/h(犬 術中鎮痛)
10~30 μg/kg/h(猫 術中鎮痛)
その他
持続点滴薬の計算方法

持続点滴薬は、①体重、②薬剤濃度、③希釈調整後の薬液量、④薬用量を基に点滴流量(単位時間[h]当たりの投与量[m])を計算します。
例えば、①3kgの犬に、②薬剤濃度20mg/mlの薬剤A(1ml)を、③20mlに希釈して、④5μg/kg/minで点滴する時には何ml/hで流せばいいかを計算します。
Step1 希釈調整後の薬液濃度を求める
薬剤Aの濃度(mg/ml)×使用量(ml)÷希釈後の薬液量(ml)
薬液濃度=20mg/ml×1ml÷20ml=1mg/ml
Step2 薬用量から症例の体重に合わせて1時間に使用する薬剤量を求める
薬用量 (5μg/kg/min)×体重(kg)=15μg
薬剤量=15μgは1分間の使用量なので、1時間に換算するために60倍する=900μg
Step3 薬液濃度と薬剤量から1時間に使用する薬液量を求める
薬液量=薬剤量(900μg)÷薬液濃度(1mg/ml)
ただし、単位の統一が必要なので900μg÷1000μg/ml=0.9mlとなる
つまり、1時間に必要な点滴量は0.9ml/hとなります。
持続点滴薬を計算する際に困る事
もうお分かりだと思いますが、持続点滴薬の計算は使用する因数が多く、さらに単位の換算も必要なことから計算する際に以下のような経験はありませんか?
- 計算が複雑なので、持続点滴薬の計算にストレスを感じる
- 急患なのに計算が複雑で治療開始までに時間がかかってしまう
- 劇薬を扱うので、計算ミスが不安
- 計算が複雑だから持続点滴薬を使いたくない
持続点滴薬の計算は臨床上もっとも複雑で責任が重く、そして迅速な計算が求められるため、多くの臨床医が敬遠しがちな治療となっています。
緊急治療を開始したくても計算するだけで多くの時間を消耗しては意味がありません。また、持続点滴薬に使用される薬剤の多くは劇薬であり、計算ミスは本当に命取りになりかねません。
持続点滴薬の簡単な計算方法

AniCulatorでは
①体重、②薬剤使用量*、③希釈調整後の薬液量、④目的の点滴流量を入力するだけで、薬剤の用量が算出できます。
*薬剤使用量は薬剤の濃度×使用量(ml)から事前に計算する必要があります。
計算結果が目的の用量と異なっている場合には、②~④のいずれかを変更し、再度計算しなおしてください。
③希釈調整後の薬液量は使用するシリンジのサイズによって決まるので、②か④を調整することを推奨します。
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PISA法をスマホで一発計算、専門的な計算を簡単に
僧帽弁逆流量(PISA法)の計算法
僧帽弁逆流量とは
僧帽弁閉鎖不全症の症例において僧帽弁逆流量は本疾患の進行や重症度・予後を予測する上で重要な検査項目の一つです。僧帽弁逆流量の評価法には主観的評価法と半定量的評価法、定量的評価法があります。
僧帽弁逆流量の評価法
主観的評価法:左心房拡大、カラードプラ検査
半定量的評価法:僧帽弁逆流の到達距離、逆流ジェット面積 / 左房面積比
定量的評価法:Volumetric法、Proximal Isovelocity Surface Area(PISA)法
PISA法の計算法
超音波検査
超音波検査では左側横臥位に保定して、長軸断面を描出し僧帽弁逆流血流とPISA半径を計測しておきます。PISA半径を求めるには折り返し(aliasing)速度を約40cm/sに設定してください。
計算式
Step1 逆流口面積を求める
逆流口面積=2π×PISA半径2×折り返し速度÷僧帽弁逆流速度
Step2 僧帽弁逆流量(ml)を求める
僧帽弁逆流量=逆流口面積×速度時間積分値(MRVTI)

PISA法の利点
計測が容易:Volumetric法に比べると計測項目が少なく容易に計算できます。したがって、器質性(1次性)MRで逆流弁口が限局している場合にはPISA法の方が便利です。
大動脈逆流の影響を受けない:PISA法は僧帽弁逆流量を大動脈弁逆流の有無に関係なく簡単に求められ、僧帽弁閉鎖不全症の血行動態を把握する事ができます。
PISA法の制約
計算が複雑:PISA法の計算は上記のとおり複雑なので、通常の診療ではなかなか使用できません。
結果の解釈が困難:犬の体格は幅が広いので逆流量を算出しても単一基準で判断できないことも獣医療に浸透しない理由かもしれません。
過小評価:複数のMRジェットがある場合に、ひとつの吸い込み血流を用いて計算するだけでは逆流量を過小評価してしまうことに注意が必要です。
計算が複雑で、臨床応用しにくいと感じられるPISA法ですが、AniCulatorなら簡単に計算できますっ!!
PISA法の簡単な計測方法

AniCulatorでは最低限の必要項目を入力するだけで、逆流量を算出できます。
また、逆流量を標準化し、犬種(体格差)の影響を最小限に抑えた判定を行います。
使い方
AniCulatorの「検査」から「PISA法」を選択してください。
- 体重を入力します。
- PISA半径(mm)を入力します。
- Alias Vel:折り返し速度を入力します。
- MR Vel:僧帽弁逆流速度を入力します。単位に注意してください。
- MR VTI:僧帽弁逆流の速度時間積分値を入力します。
- 確定ボタンをクリックすると画面の上段に計算結果が表示されます。
AniCulatorはこちらからインストールできます。
(現在はiOSのみの配信です)
